はい というわけでね
うーんすっげえ頭使った(特に最後らへん2〜3章)
ぶっ続けでやるならこのくらいが丁度いい難易度な気がするな……
さてはて、前半がユニット雑感、後半がストーリー所感となっております
当然のごとくラスボスや展開やらに触れております
他ルートのキャラの関係性にちょっと触れてます(でかいネタバレはないです)
未クリアの方はご留意ください
ハードクラシック、クリアタイム33時間
エーデルガルトちゃんがめちゃくちゃ強かった
5年後は「紅花の章」です(エガちゃんに味方するほう)
多分赤はルート分岐あるんだよな、すげえ警告されたもん
そっちの人も見ない方がいいかも
ユニット雑感
ちょこちょこドーピングいれてます
・主人公(ファルコンナイト)
剣B+ 槍B+ 信仰C 指揮A 飛行B
折角の女性主人公なのでペガサスを選択
聖なる槍が想像の1.5倍くらい強かった
飛行の警戒姿勢が強力で(待機時回避上昇)、単純に被弾が減るので便利
そのヘソ出しと柄タイツと唇で先生は無理でしょ
・エーデルガルト(カイゼリン)
斧A+ 指揮A+ 重装B
今回の級長全員強いな……
アイムール専用戦技「狂嵐」が実質疾風迅雷、猛火計の範囲も申し分なし でも計略モーションはダサいと思う
ディミトリ、セイロスを一人で討伐していた(その頃主人公はゴーレムと追いかけっこしていた)
ｼｭｳﾞｧﾙﾂｧｱﾄﾞﾗｰｳｪｰｱのくだりほんとかわいい
今回やらなかったらもう一生選びそうにないなと思ったので指輪は彼女に贈りました(同性支援あった)
・ヒューベルト(ダークナイト)
槍C 理学A+ 指揮B+ 馬術B
片目だけ髪で隠すの視力悪くなりそうでやだ
悪役特有の三段笑い
スライムの1〜3射程が序盤からかなりの汎用性を誇る 名前以外は完璧な黒魔法
ペトラちゃんには最初から声色が優しくて笑ってしまった 支援会話早く見たくていろいろ画策してたら最終的にくっつきました
闇魔法試験パスは盗むことができませんでした
・フェルディナント・フォン・エーギル(ボウナイト)
槍A+ 弓B+ 指揮C 馬術A+
フルネーム勢
槍だけだとヒューベルトにすら負けている耐久で全く殴り合えなかったが、弓を持ってからは大化け
ただやっぱりもう少し守備あれば嬉しい場面が多かったのでグレートナイト目指してもよかったかもしれない
女性全員+ヒューベルトとフラグを立てるので誰とくっつくか気になっていたが結果はベルちゃんだった
なんであの親父殿からこの顔面が生まれるんだろう 謎
・カスパル(ウォーマスター)
斧A+ 格闘B+ 指揮C
王都おおおおお！！
やる事:斧で殴る 以上
最終章は何故か雷霆を持って殴っていた 剣Eやぞ
一見ただの脳筋に見えて物分かりのいい脳筋なので、貴族の教育とか士官学校という制度の水準が垣間見える
脳筋だけど鼻に付くようなバカではないバランスは流石
次男坊だから武功を立てなきゃいけない、他の才はないから武芸を身につけるってのは熱血の理由づけとして綺麗だと思いました
最後はリンハルトとくっついて旅に行ったそうな
・リンハルト(ウォーロック)
理学A 信仰A+ 指揮C+
Fateに出てきそうな顔してますね
グレモリィにするか〜技能2つA取るだけでいいから楽だな〜とか思ってたら女性専用職であることが発覚してメンバー唯一の上級職止まりになってしまったリンくん
女装してくれれば全て解決するんだけどなぁ
基本的に回復を担当、最終章ではアーマーやペガサスにエクスカリバーをぶっ放していた
ただ正直大半はライブかリブローしか仕事がなかった それだけヒーラーが重要な証左ではあるのだが、もう少しいろいろ覚えてくれればと思わんでもない
どこか戦争に対しても客観的というか、犠牲という言葉に対して等身大な答えを出すなぁという印象を受けた
・ベルナデッタ(ファルコンナイト)
剣D+ 槍A+ 弓A+ 指揮C+ 飛行B+
育成苦労枠その1
飛行+弓の強さはこれまでのルートで理解できたので、今回もそれを実現すべく初期から綿密に指導した
合格率68%の狭いんだか広いんだかよくわからない試験を抜けクラスチェンジを遂げた後の強さといったらもう、なんか、やばい
特に終章ではありとあらゆる敵に銀弓鉄弓聖弓をバキュンバキュン飛ばし、支援込み銀弓+でペガサス確殺が非常にありがたかった
エーデルガルトを押しのけMVPを獲得するほどの活躍で、ベルちゃんいなかったら割とマジでクリアできてなかった
基本的に叫ばない支援会話がない
・ドロテア(踊り子)
剣B+ 理学A+ 信仰B 指揮B+
5年後の背中出しえっちすぎないか
射程5のトロンで遠距離から吹っ飛ばしたり神速の構えで電撃進軍したり踊ったり回復したりと忙しかった
だいたい回復役が足りていないのが悪い
彼女に関しては長くなるので後のストーリー所感に任せる
・ペトラ(ドラゴンマスター)
剣A 槍C 斧A 指揮B 飛行A
育成苦労枠その2
剣・槍・斧全ての技能を習得した女
ドラマスの回避+10%と警戒姿勢が噛み合っていた
避ける前提で進軍させてたし踊り子の剣技能持たせても面白いかもしれない
あれで最年少なのが萌えポイントだと思う、赤が一番現パロ捗りそう
神器が有ればなぁ……ベルナデッタとの外伝で条件満たすと武器貰えるとかあるんだろうか
・リシテア
おまけ 守備3って何？
基本的にはエガちゃんの装備品
初めて戦場で加入したユニット こういうの他にあるのかしら
専用会話みたいなものもあって作り込みを感じた
金鹿をプレイ済みだと少なからず思うところはある
ストーリー所感
セイロス教団(というかレア)のいびつさは共通ルートの「逆賊は死をもって贖え」とか言ってるあたりでわかってた
発売前はエーテル財団的なイメージだったけど間違ってはなかったっすね
エーデルガルトが恨んでいたのは紋章とそれに付随する貴族制度なので、その大元であるレアと教団を滅ぼしにいくのはなんとなくわかる
なんか大事なのは心情であって総合的な真実は各ルートやらんとわからんのでなんとも言えんですね
ドロテアの話いくか
5年後の彼女の散策での会話、戦争という大局にある以上必ず出る兵の死を、その都度立ち止まって見つめているのが印象的でした
貴族には無自覚に刷り込まれているっぽい「兵を駒として見る能力」が決定的に欠けていて、そういう話をしてくれるたびにプレイヤーの人間性が試されている感覚がしました
HPがゼロになるとユニットは死ぬんだよな……
アドラステアの将兵2人(と妹ちゃん)や散策で会えるモブ達が代表的ですけど、それぞれに人生があってそれぞれが戦争で死んでいく
駒として見れているからダメージがないんであって、ひとりの人間としてフォーカスしてしまうとつらい
しかしただの敵駒として見れずに彼ら彼女らの人生を透かしてしまうのが別ルートの学友や仲間たちで、
ミルディン大橋のイグナーツやレオニー、
2人の死を「早すぎる」と嘆いたジュディット、
レアのことを大事に考えていたセテス、
あの人への憧れを抱いていたイングリット、
どこまでもディミトリを見てくれていたシルヴァン、
もう共に立てないことを謝るメルセデス、
ぜーーーんぶ私が殺したんですよ
最終章でギルベルトを殺した時、アネットが「この国はあたしが守る」とひとり呟いていて、
ようやく会えた父親と肩を並べることになったのは戦場で、父への想いとか悲しみとか怒りとか全部飲み込んでこの台詞を吐くんです。王も仲間もみんな死んでいって、彼女がどんな気持ちだったのか
それでもアネットの立ち止まらない「強さ」が痛いくらいに分かってしまって
そんな彼女のHPもその後ゼロにしてぶっ殺しました
失意のままに逝く彼女の最期の言葉も父親を望むもので、どうしようもないじゃないですか
ヒルダにしたってそうですよ、
このCMラストのクロードくんの「死ぬまで戦うとか、らしくないだろ」というセリフは彼女の最期に向けられたもので(他ルートCGシーンが細切れに使われているのでネタバレしたくない人は回避推奨)
戦うだけの信念を、決意を、理由を持っていた
だから彼女は立ち塞がったし私は殺したんだよ
ままならない、エーデルガルトが望むのはそれを乗り越えた場所にしかない
元の話に戻りますけど、ドロテアのミクロな視点は一軍の将としては向いていなくて
でもそういったことをきちんと悲しんでくれるユニットがいるというのは、プレイヤーが人間の心を忘れなくて済むのでいてくれてよかったなと
エーデルガルトちゃんについてもっと話そうと思ったんですけど なんか全部終わってからの方がいい気がするのでそうします
紅花、楽しかったです
たぶんあと1ルート、頑張るぞい
