おたくはどちら

つれづれ

SideM3rd幕張1日目で思ったこと

後日曲ごとのうんぬんも

今回のライブ、初めて46人15ユニットが勢ぞろいする舞台だったわけですが、それに関して。

ひとつ。アニメ終了後であること。
アニメに主に登場したのは15ユニットのうち6ユニット。
全員が揃っていない中、新全体曲である「Reason!!」やアイマスにおける大きな意味を持つ@曲である「GLORIOUS RO@D」が作られました。
参加していないユニットに対して納得のいく調理ができるのか、そこに興味があったわけです。

そして、遂に「Reason!!」が始まります。
歌唱は46名、全員でした。
アニメ6ユニットの歌唱曲ではあるものの、すぐにその全員の理由(ワケ)は分かりました。Reasonジャケ絵の6ユニットと同じ衣装を着た残り9ユニットが書き下ろしされてモニターに映し出されていたのです。

アニメ時空で生まれた曲がゲーム時空15ユニットでも存在していることが確実に証明されたんです。
初星演舞のときに、ライブは2次元の異なる世界線を繋ぐ唯一の場所だ、と書きましたが、まさにその通りです。ここで全員でReasonを歌って、全員がReasonの衣装を着たことで、紛れもなくこの曲は315pro ALLSTARSの楽曲になりました。
この楽曲の前の全体曲はトップバッターのDRIVE A LIVEのみ。全員がすでに歌っている曲です。
このReasonの一枚絵があったからこそ、続く「GLORIOUS RO@D」というアニメ最終話の総決算曲を46人で歌うことができたのだと思います。
秋月涼役の三瓶由布子さんが言っていたように、また15ユニットのアニメが見たいという気持ちもありますが、少なくともReasonもGLORIOUS RO@Dも315プロ全員のための曲でした。


もうひとつ。Jupiter。
かなり特殊な経歴で、映画含めたアニマス時空の彼らの幕間がアニメ前日譚「Episode of Jupiter」にて補完されました。
だからこそ8年の月日を経てオリジナルメンバー・オリジナル衣装で初披露されたAlice or Guiltyから315プロでの初楽曲となるBRAND NEW FIELDの流れが大きく肉付けされ、ストーリーがステージに映し込まれました。

Reasonにも言えることですが、大きなストーリーを持つアニメ時空に世界線を統合できるライブでの演出を組み合わせることで、これまでは気持ちの上で/解釈の上でしか成り立たなかったものがしっかりと目に見える形で縁取られていく、そんなライブだったと思います。EoJなしではまた意味が曖昧だった。