おたくはどちら

つれづれ

16.はにほへと

ウルトラ近況報告


ゲーム
「サクラの詩」一章所感、(おそらく)メインヒロインである御桜稟さんについての覚書

毎セリフごと30%くらいの確率で自虐が入る 熱湯か?

「(幼馴染と言えるくらいには仲が良かったつもりだけど)私が一方的に懐いていただけかもしれませんね。私って昔から空回りが得意だったから」

「私は昔っから空気が読めない能天気な女の子だったんだよ」

「待ちに待った再会だったのに、逆に緊張して、すごくぎくしゃくしちゃったんだよ。ダメだよね。距離感の取り方が下手すぎて、コミュ力低すぎだよ」

「(主人公との付き合いが6年という女に対して)六年?そうなんだ。六年……なるほどね。」「あ、そんな意味深なことはないよ。ただ、私がこの街から引っ越したのが六年前だったから……」

 一章から自己肯定感の低さ+主人公に対しての感情がクソ重い女で笑ってしまった
 幼馴染は幼馴染ゆえに「なんとなくいい位置に収まるだろう」とヒロインの座を逃しがちなので、一度引っ越したという設定を加えることによってその甘えを叩き直している
 人から褒められたり肯定されたりすることを「気を使ってくれている」と解釈することで全て打ち払ってしまう人間に、ポジティブな言葉を届かせるにはどうしたらいいんだろうなと考えていた

 無自覚と見せかけながらその実大変クレバーなヒロインで、人との距離感や会話の流れの操り方が手練れのそれであり、私がギャルゲのヒロインだったら絶対こいつと主人公争奪戦したくないと思う 重コントロールパーミッションデッキ使いそう
 自分を卑下することで相手に会話のリードを一切取らせないので、「こいつは警戒するべき」とガンガン私の心が警鐘を鳴らしている 
クトゥルフ神話TRPGなら真っ先に殺すことを考えるが、あいにくこのゲームは目星も聞き耳も心理学も振れないので仕方なく美術部してる



映画
ミッドサマー観に行ったのでネタバレない範囲で喋る

「気持ち悪さを追求する」という一点において音楽も映像も丁寧に作り込まれていて、舌を巻くばかりだった
 消防車のサイレンとか飛行機のシートベルトサイン点灯音とか、情景描写としての環境音からシームレスに不安感を煽るBGMに切り替わっていくの、計算され尽くした気持ち悪さだった 作りの甘さに由来する気持ち悪さがない
 目の錯覚と勘違いしてしまうような、見過ごしてしまう・でも無意識に不快に感じている映像表現(空の色とか草木の揺れとか)、かなりツボ
ストーリーを味わうよりかは映像と音楽の芸術作品として見てきたって感覚が1番近いかもしれない




TRPG
ダブルクロスなんもわかんないぜ……
リンケージマインドとインフィニティコードは欲しいがすぐ買うかは怪しい まず自分がキーパーするシナリオの準備しような


あとどうぶつの森欲しくなっちゃったよ〜〜〜〜〜