おたくはどちら

つれづれ

椅子


《セブンシンズ》
インフレに置いていかれた上級環境のDロイスたちを救うエフェクト、通称「Dロイス救済サイクル」。ターゲットは「闇使いダークロード」。
制限を満たせば10点の火力増強を手軽に扱える。コンボ侵触率周りはデザイン空間の掘り下げの余地がある。
エフェクト名は遊戯王のカード『No.77 ザ・セブン・シンズ』から。


プレタポルテ
コピー系エフェクト。主な用途は「《ヴァイタルアップ》で楽しくなる」と「エネミーの行動値増加エフェクトの相対的な対策」のふたつ。
PCの八百長をOKにすると、コピーされる側が多くコスト(侵触率)を支払うことになり、不平等さを生むためPC側を対象から外している。もうちょっといい調整はあると思う。
エフェクト名は高級既製服を意味する言葉。私の中でエンジェルハイロゥの洗練されたイメージと服飾用語のイメージが合致している。


《インターレイス》
回避をトリガーに発動するエフェクト。ピュアブリードだと強化される「ピュア強化サイクル」。
「技能:〈回避〉」はその性質上ドッジ置換と組み合わせられないのだが、そのあたりの強化になればと思って追加した。もう少し強ければ日の目を見たか。
エフェクト名は画面描画の用語+亡霊レイス。どちらもエンハイっぽく、ネーミングに満足しているエフェクトのひとつ。


スプートニクの恋人
マイナスをプラスに書き換えるド派手エフェクト。
《スターダストレイン》が攻撃力+20+係数5とイカれた火力バフに化ける。ピュアでもひと工夫必要なラインにしたいので、別シンドロームに移すとかマイナーアクションとかでもよかったか。
エフェクト名は同名小説から。


《フォトクロミズム》
支援型RC枠。《復讐の刃》亜種。
手番を潰さずに補助できるのは強いけどどうでしょうね。
エフェクト名は光によって色が変化する現象から。


《魔眼の階梯》
特定条件を満たすとダイスが増える「Dロイス強化サイクル」。ターゲットは「邪眼イーヴルアイ」。他のビルドでもワンチャン使える。


眼球譚
防具を破壊することで恒久的なダイスバフを得られる。防具作成エフェクト、あまりにも使われないのでそれのサポート。
エフェクト名は同名小説から。


《エクラノプラン》
バロールの移動関連エフェクトの後釜。暴走時に性能が変わるのがキモカワポイント。
エフェクト名は輸送機の名前から。最近『ガーリーエアフォース』を全巻読破した。


《機会時掛け》
ノーベクションメンバーをセルフオマージュした「侵触率でレベル上がらんサイクル」。
シンドロームを追加するエフェクト。《魔王の時間》をピンポイントで意識しており、コストを軽くしている。バロール以外の「技能:シンドローム」を起点なしに組み込める、基本エフェクトをバロールにするなど様々な使い道がある。


《空飛ぶギロチン》
行動制限エフェクトのニューフェイス、《インフェルノ》亜種。搦め手は私自身があまり使わないが、エフェクトの内訳的には一定数欲しい。
エフェクト名はネクロニカの同名武装から。手枷→足枷ときて首に行くのは気に入っている。


《ウォーシーケンス》
もともとは英雄の魔眼みたいな名前でバロールに属していたが、こちらに移籍した。《ウェポンマウント》のようなエフェクトもあるためうまく擬態できている。


《雷管制御》
ブラックドッグの射撃ビルドの強化枠。わりと素直な性能。ネーミングも直球ながら雷とかかっていて良い感じ。


《一万ボルトの瞳》
ブラックドッグの交渉ビルドを可能にした新人。ブラックドッグの交渉としてこれ以上ない名前だと思う。
性能も変化球であり、名前を参照するダイス増加と特定エフェクトに反応する範囲化が付いている。増呪種においては、これであのふたつのエフェクトの救済とさせてください。


《電融解路》
ガード型ビルドの強化枠。「侵触率でレベル上がらんサイクル」。ガード値増加系のエフェクトもすべて火力に転換されるため、強すぎに片足突っ込んでいる。


《スロットハック》
問題児。右往左往していた。
名前はかなりカッコいいが……。落としどころとしてはいい塩梅になった。


《赤子攫い》
トループ対策エフェクトの亜種。増呪種では単品でも使える従者エフェクトを目指している。しかしFAQがえぐい文量になったので、やはり従者は削除するべきかもしれない。
名前のフレーバーとエフェクト効果が一致しており、ブラム=ストーカーらしく「赤」も入っている。よいネーミング。


《幸福なる犠牲》
達成値を後出しで増やせる「ピュア強化サイクル」。HP消費は重いものの、支援として破格の性能をしている。
ブラム=ストーカーの増呪種エフェクトは童話や物語をモチーフとしている。当エフェクトは童話『幸福な王子』から。


《青き奇術師》
ブラム=ストーカーの交渉ビルドの立役者。《サイレンの魔女》互換。
「侵触率でレベル上がらんサイクル」。ノーベクをイメージしているエフェクトはどれも今までにないような捻り方を意識していて、これは「制限:」を参照する。
範囲(選択)でもよかったかも。


《運命の口付け》
100%制限エフェクト。安い代わりにHP消費がついた《時の棺》。従者作成はおまけ。
元ネタは童話『眠れる森の美女』、及びMtGのカード『真実の愛の口付け』。


《刺繍針の姫》
かなり重い制限の代わりに達成値が常に倍になる。
元ネタは童話『白雪姫』。白雪姫の母が刺繍針で自分の指を傷つけてしまうシーンがある。


《窮鼠の機転》
キュマイラの射撃ビルド。強くしすぎた感はあるがこのくらいでいいだろう。肉体の高さがそのままダイス数に繋がる強みがあるので、攻撃回数の不安をどう解消するかがビルドの腕の見せどころ。


《スネークアイ》
イニシアチブで硬直付与。やたらエラッタが多い。
接近してくる白兵エネミーを先行で止められるため、想像よりも汎用性に長ける(と思う)。ビルド次第で毎ラウンド30点近い火力源にもなりうるのがおもしろポイント。


《研がれる鱗》
防具作成エフェクト。「Dロイス強化サイクル」で「羅刹タイラント」を意識している。
野獣本能ビーストハート」や武器破壊エフェクトともシナジーがあり、単品でも行動値増加がついているので採用しやすい。


《ジャングルシナジー
制限付きのドッジ不可と装甲無視。キュマイラの100%制限、ぶっちゃけかなり使いにくいラインナップだと思うので、性能は不確定な切り札でも恩恵を受けられるようなかたちにした。もう少しコスト安くてよかったかも。


《デッドリープライド》
かなり特殊な自己強化エフェクト。性能的には「申し子セレクティッド」の《ストレングスン》に近い。
《イージスの盾》や《神獣撃》に乗るが、もう少し強そう感を出せる性能でもよかったか。


《ピアノワイヤ》
火力を増強する「Dロイス強化サイクル」、ターゲットは「異形フリークス」。
この一年でいろいろと思考の変遷があり、出目すべてを固定はTRPGのダイスを振る面白さを損なっている気配があったので、こんな形で着地した。Dロイス自体がバカ弱いのでバランスは取れている。


《ギガチャージ》
エフェクトレベル増加エフェクト。「ピュア強化サイクル」。係数5のエフェクトに重ねがけされるだけだとおもしろくないな〜と思ったので制限なし限定。制限エフェクトが使えないなら上昇値2lvでもバランスとれそう?
元ネタはスマホの通信量の追加プラン的なところから。


《包絡の躯幹》
エフェクトの名称が長いほど効果を発揮する「侵触率でレベル上がらんサイクル」。
短いエフェクト名でもまとまったダイス増加になるので使いやすいはず。さすがに《飛礫》とかだとアレだが。


《ラバーズアゲイン》
素手以外の武器による達成値だけガード値を上昇。
《死招きの爪》をはじめとしたエグザイル素手ビルドはこれ以上強化する必要がないと思っていて、増呪種は他のビルドの強化になるようにいろいろ制限をつけている。
エフェクト名は同名の楽曲から。


《神死にの槍》
ラウンド制限を緩和する。が、すでにいろんなエフェクトと被っているので独自性はいまいち。エフェクト効果を思いつけなくて苦しかった。
もっと良い効果を思いつけた気がする。
名前は『BLEACH』の斬魄刀から。


《ボイスアクト》
技能を書き換えつつ攻撃力を上げる「Dロイス強化サイクル」。ターゲットは「音使いソニックマスター」。
様々なエフェクトを交渉として使えるが、使用回数制限があるのでミドルからバンバン使っていくのは難しい。ビルドでうまく補ってください。


《ストームダンパー》
手番を消費しない代わりにゆるめの妨害になった《氷壁》。ダブルクロスにちょくちょく存在する知覚ダイス増加も効く。
シーン制限つきなぶん最大レベルをもう少し上げてもよさげ。


《ブザーボンバー》
素手攻撃力参照の至近RC起点。暴走付与も選べる「侵触率でレベル上がらんサイクル」。
暴走はかなり凶悪な性能をしているので、HP0のデメリットをつけた。素手の射程を参照してもおもしろかったかも。


《デサフィナード》
装甲無視の係数10火力エフェクト、デメリットとして防御関係がぐずぐずになる。同エンゲージ不可・単体・至近・最大レベル1と、ちぐはぐさをどう補うかも人の個性が出る。
最初はガード不可+係数5だったが、文章量の関係で係数10になった。
エフェクト名は音外れを意味するボサノバ曲から。


《天狗隠し》
移動エフェクト亜種。ハヌマーンの移動エフェクトをいろいろ使ってもらえたら。プッシュインパクトはやはり便利。
エフェクト名は神隠し的なイメージ。


《ファストフィルム》
ダメージを軽減する「ピュア強化サイクル」。HPをどう捻出するかが肝。
元ネタは映画を違法編集してyoutubeであらすじを解説する「ファスト映画フィルム」。


《石化の吐息》
モルフェウスのRC強化。調整ミス。どう考えても係数5はやりすぎなので係数3が適正。
名前は適切なのが思いつかなかった。《ペトリファイ》、使ってみると弱くはないタイプのエフェクトだと思う。


《解像細工》
常備化ポイントぶんだけアイテムを強化する「侵触率でレベル上がらんサイクル」。
ユニークアイテムは今でも十分強力なので、通常アイテムにスポットを当てたい。


枯山水
ピュアモルフェウスRC応援エフェクト。侵触が《マスヴィジョン》や《プラズマカノン》より安いのがシブい。


《鏡の影打ち》
アイテムをコピーするエフェクト。《フォームチェンジ》はかなりカッコいいエフェクトだと思っているし、複数武器はいつの世にも需要がある。


コメントアウト
増呪種きってのルール破壊エフェクト。《インスピレーション》や《ヴァリアブルウェポン》に代表されるノイマンの無法の系譜。
名前はプログラミングでコードを機能させなくする記述方法から。MtGの「切除」メカニズム(コストを支払うことでカードの文章の一部を無視する)も参考にしている。


フラクタリスト
武器のガード値にスポットを当てるエフェクト。攻撃力が低くなりがちなのでそのぶん性能は強めに。


《鞘使い》
ダイス増加エフェクト。色んな武器をとっかえひっかえすると楽しくなれる。


《ブラフコール》
相手のドッジダイスをバカほど増やすエフェクト。係数5でも10でもなく20とフルスロットル。ノイマンは単純な火力増加も支援もあり、100%の選手層が厚いのでこういう方向性に。
ポーカーでブラフを使ってリターンを得るイメージ。


《アブソリュート
こちらはダイスデバフをバフに変換するエフェクト。単純に強い。特に言うことはない。
絶対アブソリュート値。


《アソートパック》
オルクス白兵デッキの汎用札。レベルを上げることが純粋な強化ではないのがポイント。
効果を適用しないだけなので起点としては使用可能。


《受容する域》
バステを利用する「Dロイス強化サイクル」。ターゲットは「黄金領域エリュシオン」。
全判定の係数2か攻撃判定の係数4か迷ってたら何故か全判定の係数4になっていて慌ててエラッタした。
エラッタ後でもかなり壊れ気味の性能。係数3でオルクスのエフェクト必須の制限をつけた方がよかったかも。


《オムニバース》
シナリオ1回のエフェクト使用を奨励する。
序盤から使えるやつがあるかと言われたらかなり少ない。正直上の《受容する域》はコンボパーツ少ないのに強すぎるのでこっちを強くするべきだった。


《視認する世界》
射程視界のエフェクトを至近にする代わりに達成値を増加させる。
100%で一気に立ち回りが変わり、移動エフェクトも事故防止以上に価値が出てくる。制限が結構キツいので係数4でも良かった。


《深緑の柱》
使われない武器作成エフェクトのアッパー調整リミット。強力な防御効果を誇るが、毎回作るとさすがに重い。攻撃力増加の方がメインかもしれない。


《メルトドライブ》
運転起点の《一閃》互換。ドギャギャドギャって感じ。
チャリ以外を強くしたい。


プリンシパル
ラウンド制限エフェクトの使用回数増加。
ピン刺しでそこそこ強いタイプ。「対象:範囲」なので友情コンボの可能性を秘めている。
エフェクト名はバレエの主役の意味。せっかく『メダリスト』読んだしスケート系の名前にすればよかったな……。


《たけやぶやけた》
反対から読んでもたけやぶやけた。「侵触率でレベル上がらんサイクル」。
制限が重すぎる。もっと緩和してよい。


《魔炎招来》
何故か増呪種エフェクトのなかでもっとも話題になった。何故か。
ピュアで取って純粋に強いみたいなエフェクトにはしたくなかったのであの消費の重さになった。ちなみに《煉獄魔神》の存在はすっかり頭から抜けてた。
基本的にHP増加や回復を活かす方向。もともと高経験点向けではある。


《雪花展開》
逆にこっちは一切話題にならなかった。面白さに欠けるエフェクトではある。ハイブリフトフト系と相性良し。
イメージ的には大紅蓮氷輪丸


エナジーフロウ》
ひと目でわかる「Dロイス強化サイクル」。ターゲットは「優しい奇跡カインドマジック」。
エフェクトの性能は大して強くもなく、強化対象のこともあり笑いものにされがちだが、このシナリオに限っては《ディヴィジョン》の刺さりは悪くない。過剰火力の敵が少なく、回復が役立つ場面も多いため。


《疎かなる花》
制限こそあるがエネミーパーク持ちに刺さる優等生。
エフェクト名は《集中コンセントレイト》に対する過


《彷徨う花槍》
クリティカル値を上げる「侵触率でレベル上がらんサイクル」。普通にガード用武器として使っても強い。
武器作成エフェクトの市場競争は激しいが、固定値信者の顧客獲得を狙って参入した。
ステラナイツから花のイメージを持ってきている。


《ドキドキカノン》
トンチキネーミング。
デメリットと引き換えに100%らしい高火力を実現する。《神獣撃》と同じ係数にしたが、あちらは《完全獣化》のデメリットや移動エフェクトで経験点が嵩む。こちらは少し弱めて(LV+1)Dくらいが適正だったかもしれないが、火力を盛るという点において楽しい性能ではある。


《銀月の弓》
武器性能を根本から変えるリミットエフェクト。
アージクラスの性能であり、矢を溜めておくフレーバーも好み。個人的にイチオシ。最大レベルがやはりネックだが、デモシ噛ませて2回/シーンでも十分に強い。
ネーミングはフィーリング。今回のソドワでちょくちょく月神シーンが関わることもあり、どこかで月関連のエフェクトは出したかった。


《贋造学習》
行動値増加+シンドローム追加。
GMとPLの良識によってほどほどの性能になっている節があり、どんな環境でも使えるような改善が望まれる。行動値の上昇限界をLV×10にするのが丸いだろうが、明らかに文章スペースが足りていない。
ウロボロスの増呪種エフェクトは、ウロボロスの既存セットアップエフェクトと競合するように仕向けているものが多い。


《穴だらけの聖杯》
ハイランダー構築を生み出すエフェクト。これも良識によって性能が担保されているが、マイナー使用ぶんの侵触は伸びるのでバランスの具合はほどほどか。
エフェクト名は『Enter the Gungeon』の同名アイテムから。


チェーホフの銃》
レベルを伸ばすのが純粋な強化に繋がらないエフェクト……だが、正直制限が機能していないのでもっと厳しくしても良かったかもしれない。
エフェクト名は「作品に出てきたもの全部使え」的なシナリオ論の名前から。


《エキスパンダ》
クロスやトライを奨励する達成値増加。
オートアクションの無効化は《背徳の理》や《喰らわれし贄》を使わせたくないという足掻き。ぶっちゃけ妨害や《時の棺》が無効化されるメリットの方が大きいかもしれない。
エフェクト名がパンダっぽくてかわいい。


《仮面取引約款》
アージを複数種類使えるようにする。アカデミアのエネミーアイテムである「節制の仮面」をモチーフとしており、リミット前提含めてフレーバー色がかなり強め。私がこれ以上ウロボロスに強化は必要ないと思っているところはある。
《原初の●》は「取得できない」ではなく「使用できない」なのでリミット条件は満たせるのがポイント。