おたくはどちら

つれづれ

アケマスをプレイしてきた話

中野のナムコのゲームセンターに未だにアーケード版のアイドルマスターが稼働しているので思い出作りに行ってきました。
シャニマスの予習だ!!
写真は全く撮ってません

2005年稼働なので13年前の筐体になります。
まず歴史の重みか画面の焼き付きがすごい、画面遷移の時にゲームスタート時が透けて見える
初回プレイは500円を入れてカード2枚+3プレイ分



1日目(1プレイでゲーム内時間が1日分)
765社長の声がなんだか堅い、
この時は高木順一朗です(2以降は順二朗にバトンタッチして自らは会長職という設定)。
トップアイドルを目指すこと、ユニットは3人で構成されるが最初は1人をプロデュースすること、とサクサク状況を説明されて最初のアイドルを選択へ。

天海春香を選びました。
社長曰く「普通」とのこと、初心者向け。
声も変わらない。すごい。
モデルもなんとなく時代を感じさせます、プレステ1より少し上くらい?当時としては画期的という話はよく聞きますね。

彼女は公園に行っているそうなので迎えに行きます。


天海春香「あ、あなたは…!」

・きみのプロデューサーだ!
・通りすがりの一般人だ!
・実は宇宙人だ!


選 択 肢

既にアイマスの原型が見える
ソシャゲ的に言えばミリシタのチャンスタイムによくあるやつですね。
この選択タイムが頻繁にあります。
朝の挨拶、お仕事の前、レッスンの合間、お仕事後…
正しい選択肢を選ぶことでアイドルの親愛度が上がっていきます 。これが難しい。
「きみのプロデューサーだ!」くらいに分かりやすいとアレですが、間違えているものを選ぶと少しor大きく親愛度が下がります。 無情
10回くらいの選択肢で2回くらいは親愛度下がりました。
多分このまま続けたらどっかで詰まるな…と最初ながら悪い予感。
こういう悪い選択肢を学習したりプレイヤー同士で交流し合うことでプレイを上手くやれるようになる、ってことですね。なるほど


彼女と一緒に初のレッスンをすることに。
アイドルのステータスとしてボーカル、ビジュアル、ダンスがあるのですが、どれを上げたいかによって選ぶレッスンが変わってきます。
天海春香はボーカル得意のアイドルということだったので、ボーカルレッスンを選択。

このレッスンは筐体のタッチパネルを利用したミニゲームです。
ボーカルレッスンだと文字の並び替えゲーム

正解: 太 陽 の ジ ェ ラ シ ー

問題: 太 の 陽 ジ ェ ラ シ ー

みたいな感じに表示されるので、「の」と「陽」をタッチすればいいわけです。
問題自体は難しくはないのですが、兎角時間がシビア。
早くタッチするほど得点が上がる形式でしたが一番よくてB、苦戦するとDやEといった有り様。
プロのPだと鬼のように早いんだろうか…
こういう部分でもプレイヤーの上達で次の周回はよりよくできるようになってるんですね。
ダンスレッスンは音ゲー形式だったけど判定がゲロゲロシビアキッチンだった

終了後、時刻はもう夜に。
社長から今日増えたファン数と、それによって上がるアイドルランクを言い渡されます。

アイドルランク:圏外
ファン数:1人(+1)

増えたファンとは勿論プロデューサー自身です。
デレステでもミリシタでも最初に1人ファンが入るので受け継がれている部分です。
ただ本当にこのゲーム、ファンが目に見えないと増えないので、プロデューサー自身がファンになったってことが分かりやすい。


1日目はここで終了です。
1プレイ毎コミュパートとお仕事・レッスンパートを繰り返していくのが基本的な構成。
終了後にお仕事パートで使えるアクセサリーがひとつ貰えるのですが、今日貰ったのはティアラのアクセサリー。曰くプロデューサーからのプレゼントだそう。イケメンか

「最初にもらえるアクセはティアラ」という仕様は家庭版でお馴染みとなる伝統ですが、モバマスにもオマージュしたものが受け継がれています。

情報としては知っていたのですが、実際オリジナルを見るとほほう…ってなりました。広がるアイマスらしさ。



2日目
朝の挨拶で名前を正しく答えられるかの選択肢。
3日目もプレイ内容を問う選択肢だったので前回プレイをきちんと覚えているかの復習みたいです。こりゃメモ必要だわ…


今日は作曲家の先生に挨拶しにいくことに。
挨拶する前、初仕事ということで彼女の気が乗らない様子。

・自信を持て!
・自信がないのか?

あまり強い語勢で行くのもなーと思ったので「自信がないのか?」を選択。ハズレ。
どうやら天海春香は本当に自信がないらしく、こっちでハッパをかけた方が上手く行くようです。

私が天海春香を見る機会であるミリオンライブでは既に先輩として成熟していて、どんな時でも折れない鋼の女という印象だったので新鮮でした。
アニメでもかなりの強メンタルっぷりを発揮しているので、超失礼なことを言うと16歳の天海春香はまだ人間だったんだなぁとぼんやり思ったり。

2日目のファン数は増分1人で2人に。
先生がファンになったのか…



3日目
今日のお仕事は番組のオーディション、つまりアケマスの根幹たるオーディションバトルです。

6人での対戦形式(アケマスはオフライン仕様になったのでCPU戦です)。
レッスンで上げた数値、衣装、前述のアクセサリー、楽曲によってステータスが決定。
また1日ごとにボーカル、ダンス、ビジュアルの流行があり、流行によってステータスにボーナスがかかります。


9回のチャンス中にそれぞれの属性に対応する審査員3人に属性アピールをすることで得点が上がっていきます。
9回終わると属性ごとに獲得ぶんの順位が出て、3位以上はポイントを獲得(流行属性だとポイント増加)。6位はポイントがマイナス。
このセットを3回繰り返して、合計ポイントの多い上位3人が合格になります。


またアピールをすると全プレイヤー共通でその審査員の興味ゲージが下がっていき、ゼロになってしまうと審査員が帰ります。ちゃんと仕事しろ
審査員が帰るとそれまでにその審査員の属性で得た順位のポイントが全て消えます。

全ての属性の得点を取りつつ興味ゲージを上げる「思い出」というボタンもありますが、使うとそのチャンスを消費する上に、スロット形式で失敗すると逆に下がるので目押しできて戦況を把握できる玄人向け。

文字だとわかりにくいのでプレイ動画でも見て♡


まとめると
• 3属性×3回の順位点合計で決まるので3位以上を意識する。
• ステータスが高いからといって同じ審査員にアピールし続けると帰られる。
• 6位だとポイントが下がるので6位を取らない。

これに加えて他のプレイヤーがひとつの審査員を総ナメにしているときはわざと帰らせて妨害するとか、審査員の興味ゲージがギリギリの時は誰も選ばないことを期待して選んでみるとか、色んな戦略性が生まれるのですがまあ1プレイでそこまでできるはずもなく…


結果は3位でギリギリ合格。ご褒美にMVが見れます。
が、これ、まぁひどい。なんせ彼女はデビューしたてなので、歌詞が飛ぶ。すっ転ぶ。決めポーズができない。
と、まるで本当に新人アイドルを応援している気分になりました。

ステータスを上げることでMV中のミスもなくなっていく(と思う)ので、そういうところもアイドルの成長を実際に見れる「プロデュース感」なんだろうなぁと。


なにはともあれテレビ出演も無事(?)終了、ファンは一気に5000人増えて5002人。アイドルランクはFに。
加えてここで社長からプロデュース期限について言い渡されます。アイドルランクを10週以内にEにできなければプロデュース(ゲーム)終了。
アイドルランクはレッスンだけでは上がらないので、オーディションを勝ち抜く必要があります。しかも当時なら対人戦。
こういうシビアな部分がそのアイドルの担当と言わせ、そうたらしめる部分だったのだろうなぁと思います。


カードを2枚貰って終了。ひとつにはMV中に撮ったフォトも印刷。(見にくいけどプレゼントしたティアラを着けてます)

13年前と同じキャラクターが今このスマホで会えると思うとなんだか不思議な気分になります。
結構いい思い出になった…また行きたい